犬鳴川流域水質調査実施結果


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回数 実施期日
第1回 平成13年11月7日〜9日
第2回 平成17年1月18日
第3回 平成17年4月14日
第4回 平成17年7月25日


犬鳴川流域水質検査の実施要領



第1回水質調査結果報告(平成13年11月7日〜9日)


 
  当交流会の初めての試みとして、平成13年11月7日〜9日に水質調査を実施。
  若宮地区3箇所、宮田地区3箇所の計6箇所で測定を行い、のベ19名のメンバーが参加しました。
  ようやくその結果が出ましたので、ここに発表します。さて、その結果は?




測定地点:宮田橋附近
気温22度 天気晴れやや曇り

    項 目  単位 測定値
 水 温  13.5
 COD(化学的酸素要求量) mg/L  0 
 亜硝酸 mg/L  0.02
 水素イオン濃度    7.5
 (残留塩素) mg/L  0.1
 外  観 無色透明
 臭  気 しない



測定地点:芹田橋附近
 気温16.5度 天気曇〜小雨

  項 目 単位 測定値
 水 温 15.0
 COD(化学的酸素要求量) mg/L  5
 亜硝酸 mg/L 0.05
 水素イオン濃度     8.5
 (残留塩素) mg/L  
 外  観  
 臭  気  



測定地点二羅漢橋附近
気温18度 天気曇〜小雨

 項 目 単位 測定値
 水 温  12.5
 COD(化学的酸素要求量) mg/L  5
  亜硝酸・ mg/L  0.02
 水素イオン濃度     8.0
 (残留塩素) mgノ1  0.1
 外  観 無色透明
 臭  気 しない


 
測定地点:黒目橋附近 
気温16度 天気 曇

 項 目 単位 測定値
 水 温  13.0
 COD(化学的酸素要求量) mg/L  5
 亜硝酸 mg/L  0.02
 水素イオン濃度     8.0
 (残留塩素) mg/L    0
 外  観 汚れてはいない
 臭  気特を 特にしない



測定地点:錦橋附近 
気温17.5度 天気晴

  項 目  単位  測定値
 水 温   17.5
 COD(化学的酸素要求量) mg/L     5
  亜硝酸 mg/L   0.02
 水素イオン濃度     7.5
 (残留塩素) mg/L     0
 外  観 透明
 臭  気 臭いあり、臭いなしと
2つの意見あり


測定地点:清泉橋附近 
気温24度 天気 晴


  項 目 単位  測定値
 水 温  12.0
 COD(化学的酸素要求量) mg/L   5
 亜硝酸 mg/L  0.05
 水素イオン濃度    8.5弱
 (残留塩素) mg/L   0
 外  観 無色透明
 臭  気 しない



宮若川づくり交流会
水質調査結果
について


 各測定地点とも、採水は透明で、臭気については、錦橋地点において、  臭いがあるとの意見もあったが、特にないとの意見が主であった。パックテストにおいては、各測定地点とも、基準値を大きく上回ることはなかった。
 COD(化学的酸素要求量)において、特徴をみると、最下流端の宮田橋がもっとも小さい値となり、それ以外は基準値を若干上回る結果となった。
 また、排水樋管の開水路付近で採水した清泉橋地点では、わずかではあるが、亜硝酸が他の地点より高い測定値となり、水素イオン濃度もアルカリ性よりの結果となった。芹田橋(有木川)でも同様の結果となった。
 水質諷査結果は、季節、時間帯によっても変動があるが、今回の調査で犬鳴川のおおまかな水質の状態を把握できたと思われる。
     ※犬鳴川の水質は、汚くはない。悪いほどでもない。
   ※亜硝酸の原因はよく分からない。家庭からの雑排水とも考えられるが。
   ※河の汚れは、その周辺の人口に比例する。
    そこで、下水道の施設をこれから進めていくことが肝要であろう。
   ※犬鳴川は、九州25河川のうち、水質は真ん中ほどである。
   特に悪いというほどでもない。 

   これで一安心?

   この結果に安どして、環境を汚してはいけません。
   互いに一層きれいな川になるよう努めましょう。










第2回水質調査結果報告(平成17年1月18日)


春日橋付近での調査の様子



調査項目 単位 測定機材 測定値


ランク(評価)
※評価レベル別表I〜Vを下に示しています。

:評価ランクA〜D
粥田橋付近 春日橋 清泉橋 犬鳴ダム
ランク ランク ランク ランク
T














@ ゴミの量 A
B
C
D
C C,D D D B C,D B B
A 透視度 cm 透視度計
(クリーンメジャーU)
cm B B B A
B 川底の感触 A
B
C,D
C,D C,D C,D A
C 水の臭い A,B
C
D
C D A,B A,B
U








D DO mg/L 簡易測定器 mg/L 1分 A B A A A A A A
E NH4−N mg/L パックテスト mg/L 5分 B A A A
V










E NH4−N mg/L パックテスト mg/L 5分 C C B B B B A A
W


F COD mg/L パックテスト mg/L 5分
G PH 簡易測定器 1分

 ※ T〜Vの評価ランク(上の◆の欄)は、各左記の最低ランクを評価ランクとしています。



注目:水の透視度の比較


長さ1mの透明の筒状容器に川水を入れて覗きます。

下流の粥田橋付近
真ん中に+印がぼんやりと見えます
上流の犬鳴ダム奥では、
びっくり、スッキリと+印が見えました



第2回水質検査のまとめ(各自の感想から)
  • 下流においては、おおむね、魚など生物のための生態系の確保はできていたようである。
  • しかし、下流では、飲み水までの生活用水利用しやすい水質とは言い難いようである。
  • 下流から上流に上るにつれて、水質は良くなっているといえる。生活廃水の汚染を深刻に受け止めるべきであろう。
  • 今後は、水生生物をも並行して調査していくような内容にしたい。
  • 小学生など子どもも参加させて、川の水に関心を高めたい。
  • 普段この川はきれいと思っていたが、この調査でかなり汚染されていると感じた。
  • 素晴らしい取組であったので、春夏秋冬の各季に行いたい。継続した検査が大切である。
  • ゴミが犬鳴の奥に当たる上流まで見られたのが残念であった。宮若職員の方が定期的にゴミ処理をしてあるのに・・・・・・・。
  • この調査結果は、今後のまちづくりや自然環境保全に生かしていくべきである。
  • より多くの人が参加できるように、平日以外にも時折実施して欲しい。





(別表)評価レベルT

■ T.人と河川の豊かなふれあいの確保


説 明 ランクのイメージ 水質管理指標 
@ゴミの量 A透視度       (p) B川底の感触 C水のにおい
顔を川の水に つけやすい
川の中や水際にゴミは見あたらない。
 または、ゴミがあるが全く気にならない
100以上        不快感がない 不快でない
川の中に入って 遊びやすい
川の中や水際にゴミは目につくが、我慢できる 70以上 ところどころヌル ヌルしているが、不快ではない
川に近づきやすい
川の中や水際にゴミがあって、不快である 30以上 ヌルヌルしており不快である 水に鼻を近づけて不快な臭いを感じる。
風下の水際に立つと不快な臭いを感じる。
川の水に魅力がなく、川に近づきにくい
川の中や水際にゴミがあってとても不快である 30未満 風下の水際に立つと、とても不快な臭いを感じる

 ※ 川底の感触とは、川床の礫に付着した有機物や藻類によるヌルヌル感を対象とする。



(別表)評価レベルU

■ U.豊かな生態系の確保


説  明 水 質 管 理 指 標
DDO(mg/L) ENH4−N(mg/L)
生物の生息・生 育・繁殖環境とし て非常に良好 7以上 0.2以下
生物の生息・生 育・繁殖環境とし て良好 5以上 0.5以下
生物の生息・生育・繁殖環境として良好とは言えない 3以上 2.0以下
生物の生息・生 育・繁殖しにくい 3未満 2.0を超えるもの

(別表)評価レベルV

■ V.利用しやすい水質の確保
ランク 説  明 水質管理指標 
ENH4−N(mg/L)
より利用しやすい 0.1以下
利用しやすい 0.3以下
利用するためには高度な処理が必要 0.3を超えるもの








第3回 宮若川づくり交流会
水質調査実施結果
(H17.4.14)

各測定地点での水質管理の視点による評価ランク
水質管理の視点※ 測定地点
@粥田橋附近    A春日橋附近    B清泉橋附近    C犬鳴ダム附近   
T.人と河川の豊かなふれあいの確保 C,D A,B
U.豊かな生態系の確保
V.利用しやすい水質の確保

 ※ 評価項目のうち最も低いランクをその地点の評価ランクとします。
  T.人と河川の豊かなふれあいの確保…評価項目@〜C
  U.豊かな生態系の確保…評価項目D、E
  V.利用しやすい水質の確保…E


各測定地点での項目別評価ランク
評価項目 測定地点
@粥田橋附近    A春日橋附近    B清泉橋附近    C犬鳴ダム附近   
@ゴミの量
A透視度
B川底の感触 C,D
C水の臭い A,B A,B
DDO
ENH4−N
ENH4−N
FCOD 5mg/L 10mg/L 13mg/L 0mg/L
GPH 8 7.9 8.6 7.9


○第3回水質検査のまとめ

・各測定地点での水質調査結果は、前回と比べて(1月18日実施)評価に大きな差は出ていないようだが、下では前回より水位が上がり水が濁っていた。水質調査結果は季節や天候、水位によって差が出るようだ。

・今回は上流の犬鳴ダム調査地点でゴミが見られなかったので、上流の水質の良さを実感することが出来た。

・竜徳高校生も前回調査に引き続き参加しており、生徒にとって自然科学の良い勉強になっているようだ。次回は小学生の参加も呼びかけたらどうだろうか。

・今後調査ポイントを増やし、八木山川や有木川、山口川の合流点も調査したらどうだろうか。

<おわりに>前回の調査では、犬鳴ダム上流の調査地点でゴミが見られ、水質の良さがゴミで損なわれてしまって残念だったという意見が寄せられました。今回は嬉しいことにこの調査地点ではゴミが見られませんでした。しかし、流域を見れば非常に沢山のゴミの不法投棄が見られます。今後も交流会会員及び一般住民の方の参加を得て水質調査を行い、水質保全の必要性、河川愛護の重要性の意識を高めていきたいと思います。





○第4回水質検査のまとめ
(事務局から)今回は上流から3箇所を全員で調査を行い、粥田橋付近は2名が調査を行った。
<感想など>
・各測定地点での水質調査結果は、前回と比べて(4月14日実施)評価に大きな差は出ていないようだ。
・前回と比べて各調査地点とも水温がかなり高かった。調査地点が下流に行くほど水温は上昇しており、犬鳴ダム調査地点から清泉橋調査地点では約8℃も水温が上がっていた。
・清泉橋附近では水路にシジミがいた。
・今回は初めて小学生の参加があった。上流の犬鳴ダム調査地点では皆が水の中に入って川底の感触を確かめていた。
・竜徳高校生も前回調査に引き続き参加しており、新たなメンバーの参加もあった。水質調査の測定方法について学ぶ良い機会になったのではないか。
・今回の水質調査では、初めて小・中学生の参加が見られました。上流から下流に向かって調査をしましたが、犬鳴ダム上流の調査地点では皆が水に入り、川底の感触を確かめたり、蟹等の生物を発見して楽しそうに調査に参加していました。しかし、下流に行くとゴミが見られ、上流に比べて川が汚されていて川に近づきにくいという意見が寄せられました。
(事務局から) 今後も夏休みや冬休みを利用した小中学生の参加も呼びかけて水質調査を行いたいと考えています。







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