◆ 講演要旨
1 子どもたちは、皆、大きな発達の可能性をもって生まれてくる。子どもたちは、自立しようとしている。→子育ての目標は子どもの自立を支援すること(これが子育ての大前提)
2 子ども達は、今、幸せなんだろうか。夢がなく、自等感情(自分はかけがえのない存在なのだという、自分に対する感情)が低い。 自分の成績は上位だと考えている中学生の割合は(日本:16.3%、米国:35.2%、中国:37.2%)というように、日本は極めて低い。
3 なぜ、子どもたちは、こんなに悶々とした精神衛生のよくない状態にあるのか。
○ 理由その1:生活リズムがおかしくなっている。その代表は 遅い就寝と睡眠時間の不足。人間は生物である。心身を維持していくためには十分な睡眠が必要である.
○ 理由その2:体を使い、熱中して遊ぶことがない。遊びには 楽しさを与えてくれると同時に、心の緊張を解消し、精神衛生をよくする働きがある。
○ 理由その3:勤労体験(手伝い体験)、役割体験がない。勤労・役割体験は、有能感を高める。
○ 理由その4:ほめられること、認められることがあまりない。日本の親は、ほめることがへただし、ほめることより注意、指示、命令が多い。
4 では、瞳の輝く、アンビシャスな子を育むために、私たちはどうしたらよいのだろうか。
@ 大人の生活と子どもの生活は、違うことを認識し、寝るべき時間に寝せるようにすること。
A 遊びは子どもの成長・発達と心の健康にかけがえのない活動であることを認識し、外で友達と体を動かし十分遊ぶようにさせること。
B 子どもに家庭や地域の中での役割(お手伝い)を与えること。
C 子どものちょっとした良さや伸びを認め、心からほめてやること。そのためには、子どもの良さに気づく感性を磨こう。
(文責 宮田町地域交流センター 藤渕 明宏)
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