3 教 育 部 会 の 提 言

1  提 言 に あ た っ て
 宮田町のまちづくりには、教育・文化の充実が欠かせないと言われて久しくなります。
中でも、「読書環境に関するアンケート調査」などをとおしてこの問題を考えてみました。


2  提 言 事 項 シンポジウムメニュー
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読書環境はどうなっているか

             

3  提 言 内 容
 ● 現状と問題点


   アンケート調査の結果、次の問題点が指摘されました。

   @ 小中学校図書館が十分に活用されていない
   A 中央公民館図書室が利用されていない
   B 公共図書館がない


●提言(現状と問題点を添えて)
提言項目 提言に関する問題点・対策及び説明

@小中学校図書館
 の充実と活用を図
 るため専任の司書
 を配置する

 

1 学校図書館の充実を促進するために専任の司書を配置してほしい。

● 問題点   学校図書館が充分活用されていない
  @ 図書館の開館時間が制限されている
 −子どもたちが本を読みたいとき、借りたいときに自由に利用できない−
  A 新学期初めに新書の購入が行われていない
 −実際には、2学期末から3学期にかけて購入されているため、利用者の要望に応じられない。読書意欲も自ら学ぶ意欲も育ちにくい。 
  B 選書、廃書の基準が決まっていない。
  C 新しい本が不足している(調べ学習などの資料が不足)
  D 地域に開かれていない

 ● 対  策   学校図書館の充実と活用を図るため専任の司書を配置する
  @ 登校時から下校時まで自由に利用できるようにする。
  A 毎月新しく本を購入し、紹介していく。
  B 子どもたちの要望もとり入れ、選書基準、方針を定める。
  C 教育委員会予算以外にも県立図書館からの団体定期貸出を受け、多数の本が提供できるようにする。
  D 図書館などの運営に地域ボランティアを募る。

(右写真:地域ボランテイアの有無によってこのような差ができたようです、と発表がありました。)

<説明>

  学校図書館法が改正され、司書教諭の発令がされることになりましたが、現状は学級担任との兼務さえあるようです。これでは司書教諭も図書館にかかわることができず、あいかわらず本と子どもたちをつなぐ「人」が図書館にいないという事態が続くことと思われます。
 最も望ましいのは司書資格をもった人を配置し、学校図書館の事務やサービスに携わってもらうことです人件費を考慮して以下のような方法もあります。

 1) 各校に短時間勤務の司書を配置する
 2) 数校兼務の司書を配置する
 3) 公民館図書室の司書を複数にして、学校図書館司書の役割を担ってもらうてもらう
 4) 各校にボランテイア司書に入ってもらい、公民館司書と連携してもらう

  学校図書司書の役割を担う人と司書教諭が協力して子供たちにも先生たちにも期待される図書舘となることが必要です。

* 結果として      
 1)季節の行事や社会のできごとに即応してテーマ展示が変わる
 2)教科書の進度に合わせて参考図書が準備される
 3)読んでおもしろかった本や読んでほしい本の紹介が次々とされる
 4)リクエストに応じてよその図書館から借りてもらえる 
 5)相談にのってもらえる
 6)読み聞かせやブックトークをしてもらえる
 7)選書、廃書がきちんとされる
      *魅力あふれる図書室になる   

    ※ブックトーク:一つのトーマについて関連図書の紹介をすること
A中央公民館図書
室を町内に広くPR
する

2 宮田町中央公民館図書室を町内に広くPRし、活性化させる。
 ● 問題点  中央公民館図書室が利用されていない
  @ 宮田町中央公民舘図書室の存在を知らない(町民の20%)
  A 存在を知っていても使用している人が少ない(町民の40%)
   1) 図書に関する講座やイベントがごく僅かしかない
   2) 本の数が少ない
   3) 公的行事やさわやか学級等、多くの人が公民館に来るときは閉室している
   4) 図書室に電話がないのでレフアァレンスや連絡をすることに気がねする
   5) 交通の便がよくない
   6) 小中学校図書舘との連携がない
     ※レファレンス:図書館が利用者の質問に調査して回答すること

 
● 対 策  町内に広くPRする(学校、地域に向けて)
@ 中央公民館図書室の存在を知らせるため、案内板を掲示してPRする。
    −学習室のほうから図書室がみえない。1階にも階段の踊り場にも「図書室があるよ」という案内板を出したほうがよい
  A 図書室の催しを行う・‥広報でのPR−文学講座や郷土講座、読書会等を催す
  B リクエストの対応等サービスの向上を図書室の外でPRする
  C 電話を設置し、レフアレンス等に対応する
  D 公民館行事の時も開館する
  E 小中学杖図書館と公民館図書室の仕事を兼務する司書を配置
  F インターネットによる図書案内を促進する。
  G 県内図書館を紹介する。インターネットによって県内700万冊の蔵書検索・貸出できる。

<説明>
 ● 交通の便が良くない・‥移動図書館車の巡回が効果的だと考えます。
 

  (下図のようなパターンを提示して、移動図書館車の威力を示しました。さらに、公共図書館の設立を間接的にうったえました)

@図書館建設の具
体化に向け検討を
開始する

3  宮田町図書館建設の具体化に向けて、検討を開始する。


 
● 問題点  宮田町には公共図書館がない
   −中央公民館図書室では、公共図書館としての機能が不十分
  @ 図書館の利用体験者がきわめて少ないので、図書館のもつ機能や図書舘がないことによる不利益をよく知っている人が少ない

  −公共図書舘には少なくとも次のような機能がある
   1) 仕事に役立つ知織や情報の提供
   2) 暮らしを豊かにする知織や情報の提供
   3) 郷土の歴史、産業、行政等の情報を提供し、主権者としてのわが町への関心の高揚
   4) 人と人との出会い、交流の場の提供
   5) 憩いの場
    コンサート、将棋、演劇等もできるミニシアター 

 
● 対 策  公共図書館建設の具体化に向けて検討を開始する
  @ 行政内部だけの検討にとどまらず町民と行政が共に学ぶ図書館づくりのための学習会を行う 
  A 他市町村の図書館の見学会を催す

<説明>
 公共図書館のない町は一般に、文化・教育の面で魅力のない町、情報化時代・地方分権時代に遅れた町であろうと評され、住みたいまちには選ばれません。
 住みたい町・子育てをしたい町として次の世代にも支持される宮田町にするために、読書環境の整備をはじめ宮田町のまちづくりに町民一人ひとりが、主体的にかかわっていきたいものです。

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