その折、土木工学、自然災害研究等で造詣の深い澤田憲孝氏から、
西山活断層等の活断層、地層・地質などを踏まえながら、
犬鳴川流域の若宮町(現宮若市)での被害状況を地図上にプロットすることによって
判明した今後の地震への対策等の情報を頂きました。
ここに緊急に提示します。 本HP担当者
| 緊急情報 福岡西方沖地震と犬鳴川流域 澤田憲孝(電話Fax 0949-32-8470) 平成17年4月19日作成) |
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| 宮若市平成16年6月23日等災害調査 澤田憲孝 (問い合わせ先 32−8470) |
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| 番号 | 地 名 | 発生日時 | 状 況 | 発 生 理 由 |
| 1 |
如来田・大道溜め池 | 11,6 |
法面崩壊、大道堤崩壊 |
県道開削による法面崩壊、土石・堤に流れだし、堤崩壊。地元呼称ボク流出。 |
| 2 |
旧犬鳴トンネル奥250m左岸等。2ヶ所。 |
14,9 台風 |
14年台風、左岸山地崩壊b幅60m×高さ25m。16年6月梅雨で倒木渓流道路等塞ぐ。 |
植林した杉40年物が、台風により木の頭より川の方に落下、土石流の恐れあり、県等に16,6連絡。現地調査。 16,6,23梅雨で渓流・道路塞ぐ、西島・波止・澤田で道路部分材木撤去。 |
| 3 |
金生 |
16,6,23, |
休耕田崩壊、宅地近くまで流れ出す。 | 休耕田の管理不充分。排水路なし。又一部排水路清掃不十分と推測。 |
| 4 |
原の前の奥 2ヶ所 |
16,6,23 |
道路法面崩壊 |
法面崩壊。排水路不備?。排水路は費用上の問題。 |
| 5 |
力丸ダム西原宅裏山 |
11,6 |
県道より法面崩壊・家の中まで土石流れ込む |
時間雨量100mm異常降雨及び県道の排水溝清掃不良により、排水が法面に流れ出し、法面崩壊を引き起こす。 |
| 6 |
黒目橋左岸 |
11, |
左岸一部崩壊、県道通行止め。 |
洪水で、元々流積不足。河川管理問題あり。 (河川内木等16,6ボランティアで撤去。16、6、23もう少しで溢水) |
| 7 |
犬鳴川犬鳴大橋右岸200m下流 | 11、 |
右岸法面崩壊しだす。 |
水位上昇に伴う浸透による法面崩壊。 修理終了。 |
| 8 |
若宮町中心部・福丸と犬鳴川の間 |
11, |
町中心部~犬鳴川左岸水田等浸水。 |
豪雨により、犬鳴川の水位上昇、町部より犬鳴川の水位高く、町部の排水不良状況となる。浸水水位1mを越える |
| 9 |
向田・宝満田川と犬鳴川の合流点 | 16,6,23 |
向田の犬鳴川右岸の浸水・排水不良。 |
大雨で犬鳴川の水位上昇に伴い、内水排除不良および犬鳴川の逆流浸水。大雨のたびに浸かる。 |
| 10 |
龍徳の六ヶ岳の麓・山付。 |
16,6,23 |
六ヶ岳山麓・山付宅地 |
豪雨により山地法面崩壊、隣地数年前法面崩壊で被害→法面工事。当地も法面ひび割れ等で工事申請中に被災。法面に山地の流水浸透・崩壊につながる |
| 11 |
里・高速道の横。 | 16,6,23 |
高速横田畑。耕地整理工事直後。 | 法面崩壊。工事約1ヶ月直後で法面養生不充分及び排水工不充分と推測。 |
| 12 |
野中明専寺入り口 |
16,6,23 |
渓流右岸で山地を削り法面とする、法面崩壊。 |
法面崩壊。上の道有るも、草刈等された形跡なし、上の排水が法面の下部に浸透崩壊をおこす。写真より水みちわかる。 |
| 13 |
馬口キャンプ駐車場上の林道 | 16,6,23 |
山地排水の排水路が不十分で、林道を削り、水みちとなる。 | 山地排水路、林道排水路未完成。毎年同じ被害をおこしている。 |
| 14 |
里 |
16,6,23 |
水田の法面崩壊 |
水田の法面崩壊。どの位置が崩壊しても不思議ではないと推測。 |
| 15 |
平山草場境 |
16,6,23 |
県道法面崩壊。県道より若宮園入り口部分。 | 県道の法面崩壊。排水路ない。排水路施工は費用上の問題。 |
| 16 |
大谷の西・山付。 | 16,6,23 |
裏山崩落。流水家裏の全面をながれる。 | 家裏排水路不十分。 |
| 17 |
入江 |
16,6,23 |
水田法面崩壊。耕地整理後2年 | 耕地整理後2年、埋め立て部分の一番端の部分。 |
| 18 |
入江の奥の方・2ヶ所 | 16,6,23 |
水田法面崩壊。耕地整理後3年。 | 耕地整理。埋め立て部分の一番端の部分。排水方法の問題・農家指摘。 |
| 19 |
安河内の砂防ダムの下 |
16,6,23 |
水田法面崩壊。(上に山地崩壊跡・付近に法面すべりの跡多い) |
水田埋め立ての一番端の部分。埋め立て後十年以上経過している。地形地質(マサ土)の問題あり。この付近一帯法面崩壊等の跡が数多く見られる。 |
| 20 |
水原九州陶器 | 16,6,23 |
工場・法面崩壊 |
平成11年も同じ法面の近くが崩壊。急勾配すぎる。排水工不十分。 |
| 21 |
パレット |
16,6,23 |
パレットの裏の建物の付属の張り芝工 | 根張り期間・養生期間不充分。他の所はズレなし。 |
| 22 |
縁山橋より西の農道 | 16,6,23 |
農道幅4m、h2mの道路含む法面崩壊 | 農道・排水路なし。道幅2m。排水路は費用の問題。 |
| 23 |
小金原 |
16,6,23 |
宅地予定地法面 |
法面・仮排水路あるが、法面ずれを起こす。直接被害殆どなし。 |
| 24 |
稲光 |
16,6,23 |
里道に排水溝なく、道が水路になり、道路材が流亡、掘れている。 | 排水路がなく、道が排水路を兼ねている。又下の方の既存の排水溝が小さい。里道ではこんなのが多い。 |
| 25 |
若宮インター横上有木 | 16,6,23 |
トヨテック前高速道法面 |
排水状況不良。 |
| 26 |
若宮・日吉 |
16,6,23 |
日吉・県道篠栗宗像線工事中の法面。 | 法面で排水路なし。 |
| 27 |
水田法面崩壊対策。聞き取り調査より。 雨量状況―犬鳴ダム~山口・宮田中心部24時間類累計雨量200mmをこえる。小河原・力丸ダム方向のほうが上記より少ない降雨量。被災分布地図でもこの事が判明する。 1-耕地整理された新しい水田。 イー施工後数年間は要注意。特に不等沈下による漏水に注意。 ロー畦は浸透防止のため、畦塗りをきちんとおこなう。特に端の高い部分。 ハー激しい雨が予想される時は、水位を下げておく。 ニーモグラ穴等に注意する。法面の一部より漏水していないかどうかを観察する。 ホー施工後数年間は、排水溝から予定通り排水されているかどうか確認をする。 ニー区画拡大に伴う、排水状況をキチント確認する。面積拡大にともない、排水不良が生じやすいので、要注意。 2-一般的な水田 イー排水溝の溝掃除をきちんとおこなう。 ロー畦塗りをきちんと行なう。もぐら穴等に注意。法面の草刈を行ない、漏水状況を把握する。(河川堤防も同じ考え)。 ハーマサ土・小石まじりの土地は特に注意を要する。又上流の水路の点検を行なう事。 ニー過去の付近の法面すべりより学ぶ。 3-考察問題。 イー畦の上のきり欠きよりの排水とパイプ排水の排水状況の検討。パイプの断面積は大丈夫かどうか。パイプがつまっていないかどうか等。 ロー夜間の排水路の点検問題―じゃまくさい面倒な仕事である。又夜間の方が一般的には豪雨が生じやすい。 ハー専業農家の減少にともなう、田畑点検の難しさ。農業災害知識の継承問題。 ニー水路点検は必ず救命胴衣を着用し、二人以上でまわる。毎年排水路点検で見回りの人がなくなっています。消防団の巡回点検・救助活動でも救命胴衣着用の必要があります。 4-工場道路等。 排水路がないか、又は排水路が管理不十分で、つまったり等していて、法面に排水がしみこみ、法面崩壊を引き起こして例が多い。排水路がないのは、費用上の問題。 5-雨量状況の詳細な推測はインターネットでほぼわかります。宮若市では、梅雨の時は、米の山・鳴淵ダム・猪野ダム・米比多・等の西の雨量状況に注意。台風では雨雲の動きにより東や西の地点の雨量状況をインターネットでみる。降雨後の流出状況は経験で判断する。また田畑の地形状況により流出状況が異なるので、過去の経験を大事にする。また経験を子供等に伝えるのも重要な大人・年輩者等の義務です。 |