町の読書環境を考えるつどい(第二部)
町の読書環境を考えるつどい

その分析・考察

ここでは、参加者の多くが提出して頂いたアンケートを
すべてのデータ、意見等の記述を載せています。

◆ここでは、回収することができたデータのみで作成しています。
よって実際の参加者数は、これを上回ります




INDEX2



1.今後、読書環境を高めることを目指した催しがあれば、参加しますか。
20代 30代 40代 50代 60以上 不明 合計
する 4 4 19 11 8 2 48
しない 3 1 4
不明 1 1 3 1 6

(注)不参加理由に「余裕がない、子どもが小さい」などがありました。

上の表をグラフ化しました。

※ これは、ほぼ、全員参加と見なしてよいでしょう。

うれしいです。今後の更なるいろいろな読書環境への取組への励まし、

メッセージと受け取りましょう



2.読書に関する催しを企画するメンバーになろうと思われますか。
20代 30代 40代 50代 60以上 不明 合計
思う 2 1 9 5 3 1 21
思わない 5 7 5 4 21
不明 2 2 4 2 4 2 16

上の表をグラフ化しました。

※ 企画ですから、ややお気持ちを遠慮気味に控えられたのかな。

しかし半数の人がやる気を示されていました。感動しました。

ましてや、20歳代すごい。




3.読書に関係した継続的なサークル活動があれば、参加しますか。
20代 30代 40代 50代 60以上 不明 合計
する 3 2 10 8 7 1 31
しない 4 4 1 1 10
不明 1 2 6 3 3 2 17

上の表をグラフ化しました。

※ うれしいことです。読書・図書館の勉強会をやりましょう。

ところで、年齢が上がると参加意欲が増すのでしょうか。




4.あなたの住まいは?
20代 30代 40代 50代 60以上 不明 合計
町内 3 5 13 11 11 43
町外 1 3 7 1 1 13
不明 2 2

町外の方が意外に多く参加されていました。

各町とも共通の課題があるのかもしれませんね。




5.あなたの歳代は?
20代 30代 40代 50代 60以上 不明 合計
人数 4 8 20 12 11 3 58
※ ありがたいことでした。各歳代から意見を聞くことができ、これからのまちづくりにとってよいことです。





参加者の感想・意見(自由記述法)
20代

●図書館が子どもたちの読書環境に大きな影響を与えていることをあらためて認識をしました。
●児童書を読んでみたくなりました。
●図書館が好きなのは、楽しいから、おもしろいから、という気持ちを改めて思い直すことができました。この会が、将来もずっと続いていくことを願います。小さい町だからこそ、一人一人が活躍できる場ももてる・・・とも考えられました。
●今直方の図書館は、宮田町の人も借りることができます。学校や幼稚園やPTAや老人会や婦人会の社会見学として一度来館して下さい。本の林の中を歩くと言う事の楽しさを味わって下さい。健康保険証とか運転免許証を持参して下さったら、その日の内に利用カードを作れます。

30代

●大変参考になるお話ばかりで、有意義なつどいに参加させて頂いたと思いました。また、みなさんの熱意により、自分の思いも強くさせられました。教育に携わるものとしての責任の重さも痛感しています。今日は、有り難うございました。
●宮田町の図書室を知らない、利用したことが無いという人が多いのですが、児童書・幼児書などは蔵書も多く、いい本が多いので、ロビーやホワイエなどを利用して、もっと人目に付くように、そしてすぐに手にとって見れるようにすればいいのではないのでしょうか。
今日の話を聞いて、担任と司書との責任は行き届かないところが多いようですので、専門の司書の配置が望まれると思います。
●図書館設立を含めた図書環境の整備を考える前に、人づくり町づくりを根本からとらえては、どうでしょうか。母親の未熟さ、子どもの荒れなど、今こそ大人が力をふり絞ることが必要だと思います。暗い町から、誰もが住みたくなる町へと・・・。
●昨年、宮田町の基本計画が策定された。図書館のことも生涯学習の中心施設として、計画されていると聞いています。今日は、行政の人がパネラーではないので間接的にしか伝えられないと思いましたが、いずれにしても、時間が無くて言えませんでした。言いたいことは、「住民の希望を多く計画の中に入れるため、図書館建設に向けての準備作業を早くはじめるべきだ。」と言うことです。教育委員会は、何をしていますか。自分が知らないだけで、行政内部ではどんどん進められているのですか。

40代

●今後も、このような集いを開催してこそ、今日の集いの意義があると思います。
●子どもを育てる。それは、大切な人づくり、町づくりにつながると思った。まず、宮田は、図書館を作るべきだと思う。また、少子化を考えて宮田町内の小・中・高の学校が、総括的に利用出来る情報センターのような図書館であるべきだと思う。
●親の立場として、学校という立場として、いろんな立場から読書環境を考える第一歩になったと思います。本を通して、個人が豊かになり、親と子、生徒と教師、生徒同士、町民と町民といった人とのつながりにもなればと感じました。みんなで一冊の本を読んで語り合う読書会も楽しいですね。今日は、お疲れさまでした。
●北村先生の楽しいお話、改めて本の魅力、すばらしさを教えて頂きました。本日は、よい一日を準備して頂き感謝申し上げます。
●宮田町でこういう集いがあるという事を新聞で知り、出席させて頂きました。読書環境を考えるという視点がすばらしいと思います。活動が深まっていくことを期待しています。
●講演では、自分の読書感覚と違うものが味わえて、大変勉強になった。
●幼児期・学童期の読書の習慣はとても大切だと思います。宮田町内の小・中学校にも早く司書の配置が出来ればいいのにと思いました。宮田町に図書館が出来るのは理想でしょうが、近くに直方市にユメニティや図書館があるので、近隣の市町村で巡回バスを運行するなど、高齢者や子どもたちがもっと利用しやすいようなことを考えてはどうかと思います。
 図書館だけがポツンと出来ても意味がない。宗像のように様々な施設が混在して、幼児から高齢者まで利用しやすい総合施設がない限り、若い人が住みたいと思うような町づくりは、出来ないと思います。
●本の大切さについて、再確認しました。子どもには、本を与える環境が必要です。司書が学校にいて、活動をしていることが、羨ましい。
●北村先生の絵本の読み聞かせが、楽しかった。
●市町村合併が持ち上がっている現在、器を作ることはどうかな、と思っている。直方のユメニティ図書館を拠点館として、BM(ブックモビル:書架を設けた移動図書館)で全ての地域をカバーと言うような方向の方が良い様な気がします。 宮田町各所に分館のようなもので住民身近にある図書館であってほしいと思っています。
●定期的にこの集いを開いてほしいです。 
●図書館を町づくりに結びつけいただいてありがたかった。だんだん輪が広がると良いと思います。このような会をたび重ねていくことが大切だと思う。
●今日の会・集いを第一歩として、また催してもらったら良いと思います。もう少し、PRしてもらった方が良かったと思います。
●こういう講演会が催されたのは、これから図書館作りにむけて期待がもてるでしょうか?。いやもてるのではないかと思っています。
●大人の集会でも、本について話を聞けたら良いと思う。北村先生の絵本を聞いてそう思いました。心がゆっくりなれるようで・・・。

50代

●講演は、とっても内容が良く、一言一言に「なるほど、なるほど」とうなずくばかりでした。ありがとうございました。北村先生から読み喝かせをして頂き、大人としても、とても居心地のいい時間を過ごすことが出来ました。小さい頃からどんな本に出会えるかによって、その人の生き方が豊かになると思うので、学校だけではなく、町の情報センター・カルチャーセンターとしての居心地のいい場所(図書館)を町民が共有出来るようにしていってほしい。
●私は、児童図書室の普及活動をしています。子どもたちに、絵本のおもしろさを伝えたいとがんばっています。子どもたちは、お話が大好きです。でも、親が図書室に連れてこないと絵本に接することが出来ない。若いお母さんたちに、自分の子どもに絵本の読み聞かせをすることの大切さを実感してほしいと強く思っています。
●宮田町でこれだけの人々が、読書に関心を持ち、宮田町に文化施設として本格的な図書館を望んでいることを感じ、実現に向けて進んで行くのではと期待しています。
●一般の人の来場者がとても少ないように思えた。活字離れと言われて久しいが、読書のワクワクする思いを伝えたいと思っても、言う人が少ない。しらけてしまう人も多いので言いにくい。映像は視覚から入るので分かりやすいがすぐ消えてしまう。本の活字は長く残るし、いつでも好きなときに出して読めるよさがある。忙しい日々だからこそ、親も子も孫も本から学ぶ楽しさが欲しい。私も本から助けられたことも多い。我が家の本棚も一杯になったので、これからは、図書館を利用してゆこうと思っている。
●基本テーマから,“すわっている”感じがしました。システムの点に於いては、勉強になりました。
●発言の時間が短くて言えませんでした。フロアからの意見を書きます。(今日の集いの感想ではありませんが)「公民館図書室にない本をよその図書館からも借りてもらえる」などのービスがあると聞きました。 有り難いことです。 でも、どうして図書室や公民館から積極的にその事を知らせてもらえないのですか。もっともっとサービスをPRして欲しい。
●「図書館が無くても生きていける。けれど図書館があったらもっとすばらしい人生が送れる。と言う講師のお話が印象的でした。「民主主義を育てるために、自分で判断する町民が育つために、図書館がいる。」という事ですから、やっぱり図書館は町の不可欠施設です。
●読書環境を高めることに関する公民館主催講座(毎月1回など)や家庭教育学級やさわやか学級での−コマで取り組みを始めて戴きたたい。ブックスタート運動も福祉課と協力して取り組んで欲しいと思います。

60代

●何時まで待っても 宮田町には図書館が出来ないいのは何故かと考える。合併問題の裏に隠れてしまうのでは?
●スタッフの方々の熱意を実感致します。もっと若いお母さんの出席が欲しいなと思いました。北村先生のお話で、いかに幼児期からの本との出会いが大切かを全ての母親になられる方、父親になられる方に認識して戴きたいと感じられました。広報等の案内に限ることなく自治会など多くの会に呼びかけを。
●早急に(コンピューター・インターネット時代だからこそ活字離れしないように)図書館をはじめて欲しい。課題は山積みしていると思いますが、一歩一歩前向きに進んで戴きたい。
 中央教育審議委員会の推進事項の10分間読書をいち早く取り上げられている西中の藤野先生の努力には感銘致します。教育文化等の施設の充実、鞍商図書館が開放されると、先生に聞いていますので町民の利用を待ってあるように感じています。(その後確認:「鞍商図書館の開放の計画はない」と鞍商担当は申されていました。当HP担当
●子どもに読ませるのではなく、大人も一緒の読む雰囲気を作ることが第一。 
 質問者は、一人3分の制限を設けて多数の人に発音のチャンスを。
●日本は昔から三つの言葉を使っています。ひらがな・カタカナ・漢字です。しかし、英語普及、パソコン等の便利な世になり、日本語を正しく書く子どもが少なくなりました。読書を行う環境づくりが大切と思います。暇があれば、漫画を見る子どもが増えている世の中です
●図書館(町立)づくりを実体化しないと、絵に措いた餅、意義ある今日の研修も勉強ゴッコ。もっと現場も意見を聞いて欲しい。わかっているのか。母と女性教師職員の会やPTAから要望が出てるはずだが・・・。「箱物が」と言われるが、宮田町にはそれもない。
●発音するつもりでしたが、時間が無くて出来ませんでした。去年の町づくり委員会の報告会で、学校図書館へのボランティアの話がありました。学校の方から「ボランティアを募集してください。」と呼びかけて欲しい。直方図書館でボランティアをしている人が、「楽しい。」と言っている。責任もあるだろうけれども、子どもたちのために役に立ちたい。自分に子どもが無いから校区の子どものために。

歳代
不明

●パネルディスカッションからの参加でしたが、いろいろな意見や考えが聞けて勉強になりました。まだまだ勉強不足だと感じ、みなさんのパワーにびっくりです。宮田に図書館が出来る事を切望します。
●三歳になる娘が、毎晩特定の絵本を読みたがります。「読んで」とせがむこともあれば、自分でじっくりと眺めながらページをめくることもあります。そして、一通り読み終えるとして眠っていく・・・。幼き自分を思い起こします。このことからも、自分が好きだったもの、楽しかったことを次の世代にうまく伝えられればいいなと思います。
●木曜日に さわやか学級があります。その後で、図書室を覗きたいのですが、鍵がかかっています。 木曜日に、図書室を開けてもらいたい。アッ 宮田町中央公民館の図書室のことです。


<余韻> 
 第3次宮田町総合計画(2001〜2010)から思うこと

 
 標記の計画書の73pに「教育・文化のまちづくり」として、@「生涯学習推進体制の確立」及びA「生涯学習施設の整備と充実」があげられている。
 その@に「町民と行政が一体となった推進体制の整備を行う」とのこと。これは今言う「パートナーシップ」であり、互いに意見を交換し、行政側の方は、住民の声を十分に反映することであろう、ととらえる。
 しかし、ここで大切なことは、住民側は、住民の意志ができるだけ全体的になるよう努めないといけない。例えば、この「読書環境を高めよう」とする住民の願いは、多くの人の高まりでないといけない。今回の催しは、その一ステップにしたいものだ。その意味で、今回は、意義あるものと言えようか。

 上記のAに、「図書館を核とする生涯学習拠点施設の整備計画を策定します。」とある。まさに読書環境の整備の具体的な最終到達点は、それであろう。しかし、それまでの私たち住民の高まり、盛り上がりがいる。生涯学習と読書環境とのコンセプトにした住民の意志・態度がいる。今回の講演・パネルデイスカッションにおいてもその声は大きかった。

 さあ。今回の取組は、その読書環境整備の一ページに深く刻まれていると解釈したい。また、次のページに新しい高まりを記そう。